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【Column】

探偵の職種と分業に関して

今回のコラムは探偵社内の業種と分業に関して書こうと思います。

どこの探偵社も大きく分けて以下の3つの業種に分けられると思います。

1,調査員

2、面談員

3,事務員

この3つの職種で探偵社は回っています。

1の調査員は全ての業種の根幹になると職種です。

昼夜問わず現場に出て調査を専門に行う、いわゆる探偵ですね。

前回のコラム【探偵とは?その1 その2】で記載されていただきましたが、みんなさんが探偵とイメージされる尾行張り込みを行う人たちです。

夏は暑さで死を間近に感じ、冬は寒さでつま先から頭のてっぺんまで凍えガタガタと震えが止まらない

とても過酷な仕事です。

車両で張り込みは楽でしょう?とのご意見を頂戴しますが、場所によってはエンジンを切らないと目立ってしょうがないですから夏や冬の車内は地獄となります。

2の面談員に関して

面談員は探偵社のフロントマンです。

お問い合わせいただきました相談者様とお会いして調査方法や調査金額を提示、納得いただけたら契約をしていただく職種です。

1の調査員経験がないと提案も組み立てもできないため、面談員には調査経験がマストである、と私は考えています。

3の事務員はもしかしたら一番大変かもしれません。

メインのお仕事は報告書作成となります。

報告書作成の過程

まず調査員が撮影した膨大な映像(調査員はビデオカメラで動画を撮影します。皆さんがイメージする望遠レンズ付きの写真機はどこの探偵も使いません)を延々と写真に切り取る作業

切り取った写真にスタンプ機能を使い日時を刻印

調査員が作成した日報をもとに報告書ひな形に写真を張り付ける作業

独特の言い回しで文章で説明文を記載

このような過程を経て完成した報告書は弁護士先生や裁判所にも提出する場合がありますし、なによりもこの報告書がご依頼者様の武器となるわけです。

その点を重々理解しているので丁寧に作成します。

どこの探偵社もこの3つの職種が柱となっています。

分業にしないで一人一人がすべてをこなすと即パンクしてします(昔に努めた探偵社で経験済み)