面談員(相談員)について その2
探偵事務所のフロントマンである面談員(相談員)
探偵事務所によりカラーが出る、と前回のコラムで書きました。
どのようにカラーが出るのか、今回はお話ししたいと思います。
依頼者様はどなたも追い詰められていたり、思い詰めていたりと疲れている方が多いです。
自分では何ともし難い事柄を打破しようと探偵事務所の扉を叩きます。
そして以下のタイプの面談員にお会いすることが多いでしょう。
▫️タイプその1
母親のような存在の女性面談員
概ねみなさん丁寧です。推しが強い人もいますが。
必要以上にとことん相談者様に寄り添う→慰める→叱咤→コントロール下におき契約、調査後は自分で交渉しなさい、テンプレあげるから
こんなスキームです。
面談員を女性で固めている探偵社が多い理由は、相談者様への母親的役割を面談員に求めているからなのでしょう。
優しく話を聞き寄り添う、間違っていれば怒る。
母性的な精神的支柱、これを目指しているのかなと。
この手法、私は全てを否定しません。
徹底的に寄り添うことで癒される依頼者様もいるからです。
誰にも相談できず一人で頑張っていた方がほとんどだからです。
そんな時に母親的な優しさは嬉しいですよね。
わかります。
が、ここからが問題でして。
寄り添うだけで詳しい調査方法を提案しない面談員が多いのです。
調査のことは調査部門に聞いて、とたらい回しにしたり、
調査後、交渉は自分でやりなさいと言ったり…
契約時との落差から契約後(調査時)に揉めてしまうのです。
多くの女性面談員の方が調査経験がないため、具体的な調査方法を提案できないのでしょう(もちろん机上のイロハは教え込まれていますから表面上は話せるでしょうけど足りません)
だから担当の役割を果たせない、寄り添うしか営業方法がない、とイジワルな見方ができてしまいます。
▫️タイプその2
契約するまで相談者様を帰さない面談員。
嘘でしょ?と思われるかもしれませんが結構いますよ。
このタイプの特徴として
1.あいみつをさせない(他社をボロクソに言う、うちが一番だから迷うな契約しろということを丁寧に言います)
2.料金提案が上下する(今日契約するならこの金額で良い、ただし持ち帰るならこの金額は無効)
4.事務所の場合は面談員が増えていく(4、5人で囲まれるとか)
3. 面談時間がエンドレス、5.6時間などあたりまえ
※面談員の給料は出来高、契約数により給料がアップする雇用契約の面談員がこれをやります。探偵事務所自体が1〜4の精神を面談員に叩き込むところも(否定すると甘いこと言ってんじゃないよ、と怒られちゃいます笑)
大手探偵社も当たり前にやります…
▫️タイプその3
何を言っているのかわからない面談員
残念ながら存在します…
契約書を巻かなかったり…
法的知識皆無、なんだかなあと言ってしまいたくなる方です…
▫️タイプその4
高圧的な面談員
こちらも残念ながら存在します…
まず調査経験が多いです。
が、法的知識は中途半端にある。
よって自分が正しいという自信家
社長さんや調査員をまとめる立場である管理者に多いタイプです。
黙って言うこと聞いていればいい、という考えが根底にあるのですしょうね、昭和だなぁとしみじみ出来るタイプ。
ざっくりですが、こんな方ばかりです。
